<芦屋市>分譲マンション管理の報告義務化を県内初の条例制定を検討
朝日新聞記事より
芦屋市は、分譲マンションの管理組合などに対し、修繕計画や財政状況などの報告を義務づける条例制定を検討している。制定されれば県内初。老朽化が進む一方で管理が行き届かないマンションの増加が社会問題化しており、市は「適正な管理を促す仕組みを作り、将来にわたって芦屋の住環境を守りたい」としている。
条例の骨子案は、10戸以上ある分譲マンション419棟を対象とし、管理組合は長期修繕計画や修繕積立金の有無や額、総会の開催状況などを5年ごとに市に報告することを義務づけるとしている。
市が適正に管理されていないと判断した場合、管理組合に助言する。指導・勧告をしても改善されない場合はマンション名公表や立ち入り検査を実施する。