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消防用設備等の点検-①

 

消防用設備等の点検-①

はじめに

感知器や消火器、消火栓等のいわゆる消防用設備等は、万一の火災の際に人命を守る大切な設備であり、消防関係法令に従って設置する義務、および維持する義務が定められています。

消防関係法令において、マンションは「共同住宅」という建物用途名になり、設置すべき消防用設備等はその規模や階数によって変わってきます。

また、建物の用途が複合的になったりすると、設置しなければならない設備もより多くなってきます。

今回は、主な設備の概要についてご紹介し、次回は「二酸化炭素を放射する消火設備」について紹介いたします。

二酸化炭素を放射する消火設備は、最近、消火設備の点検あるいは駐車場内の各種設備等の点検や整備の際に、誤って放射してしまう事故が連続して発生しており、現在、様々な分析・調森、見直しなどが進められているところです。

消防用設備等の点検-①

設置される消防用設備等と点検制度

マンションに設置される消防用設備等とその点検方法、点検期間(周期)は表1に示されている通りです。

「機器点検」は、個々の機器についてその外観や周囲の状況、機能などを確認するものです。

「総合点検」は、設備の総合的な作動状況を確認します。

なお、点検期間(固期)は表1の通りですが、関係者(所有者、管理者、占有者が該当します。 )はその点検結果を維持管理台帳に記録しておき、マンションでは3年に1回、消防長または消防署長に報告しなければなりません。

また、有資格者(消防設備士または消防設備点検資格者)が点検しなければならないマンションの規模等も定められており、原則的には延べ面積1,000 m以上のもののうち消防長または消防署長が必要と認めて指定するもの、とされています。

それ以外の場合は、管理者が自ら点検しても良いこととされています。

では、主な消防用設備等について、その概要を見てみましょう。

消火器(消火器具)

消防用設備等の点検-①

消火器は検定対象品で、国家検定合格証が貼付されています。

種類は、水または泡系の消火薬剤を放射する水系消火器、粉末状の消火剤を放射する粉末消火器、二酸化炭素を放射するガス系消火器があります。

消火器は、燃えるものは何か等を考慮して、設置場所に適した種類のものを必要な能力の分に応じて、水平距離20m以下となるように配置しておりますので、消火器の配償変更は安易にしてはいけません。

また、屋外の環境に曝されているものも多いと思われますので、各部の劣化には日常的に注意を払うことが重要です。

なお、点検は消火器の構造や性能、点検項目や点検要領を理解した有資格者(第6類の消防設備士または第1種の消防設備点検資格者)に依頼してください。

また、消火器には使用済みのものや期限を過ぎたものについて「廃消火器リサイクルシステム」があり、広く普及しております。

消火器は検定対象品で、国家検定合格証が貼付されています。

種類は、水または泡系の消火薬剤を放射する水系消火器、粉末状の消火剤を放射する粉末消火器、二酸化炭素を放射するガス系消火器があります。

消火器は、燃えるものは何か等を考慮して、設置場所に適した種類のものを必要な能力の分に応じて、水平距離20m以下となるように配置しておりますので、消火器の配償変更は安易にしてはいけません。

また、屋外の環境に曝されているものも多いと思われますので、各部の劣化には日常的に注意を払うことが重要です。

なお、点検は消火器の構造や性能、点検項目や点検要領を理解した有資格者(第6類の消防設備士または第1種の消防設備点検資格者)に依頼してください。

また、消火器には使用済みのものや期限を過ぎたものについて「廃消火器リサイクルシステム」があり、広く普及しております。

屋内消火栓設備

屋内消火栓

消火設備の中では最も広く設置されているのが屋内消火栓設備です。

ご存じのように、屋内消火栓は消火栓箱内のノズルと消防用ホースを引き出してポンプを起動し、操作者が火災に向けて放水する手動式の消火設備です。

最近では、1人で操作できるタイプの消火栓など、操作方法が新しく従来と異なるものも多くなってきています。

お住いのマンションの消火栓について、その操作方法を理解し、いざという時に備えて操作に慣れておくことも大切です。

屋内消火栓の点検は、第1類の消防設備士または第1種の消防設備点検資格者が行います。

 

自動火災報知設備など

感知器

自動火災報知設備、共同住宅用自動火災報知設備等があり、専有部分や共用部分に設懺された感知器等と、各住戸に設置され、住宅情報盤と一体化された共同住宅用受信機、管理員室等に設置された住棟受信機等から構成されます。

感知器が作動するとマンション全体または出火した階およびその直上階に警報を行います。

点検は有資格者(第4類の消防設備士または第2種の消防設備点検資格者)が行います。

ただし、各住戸内の点検が常に完了できない場合もあることから、一般的留意事項として「外観上の項目は居住者の自主点検をもって足りる。

この場合居住者に以下の項目を周知徹底されている必要がある」とされています。

 

①外観上の点検を実施する義務について

②外観点検項目

③異常が発生した場合の措置

④その他の事項

つまり、日常のチェックとして共用部分の機器については管理員の方が、住戸内の感知器については住人の方が、変形、損傷、腐食、脱落等についてご確認いただく場合もありますので、その際はしっかりご確認ください。

スプリンクラー設備

スプリンクラー

比較的大規模で高層なマンションには、スプリンクラー設備あるいは共同住宅用スプリンクラー設備等が設置されます。

火災発生時に自動的にスプリンクラーヘッドから散水消火を行う奏功例の多い設備です。

共同住宅の場合は、住戸ごとに警報を発するので自動火災報知設備との連動・連携が必要となり、両設備が絡んだ構成となります。

そのため、一般的なビル用のスプリンクラー設備と同等以上に、建物ごとの設備構成を理解した上での点検が必要となります。

スプリンクラー設備の点検は、第1類の消防設備士または第1種の消防設備点検資格者が行います。

なお、このスプリンクラー設備についても、自動火災報知設備と同様、各住戸内の部分について、一般的留意事項として「外観上の項目は居住者の自主点検をもって足りる。この場合居住者に以下の項目を周知徹底されている必要がある」とされています。

ここでいう「以下の項目」は、自動火災報知設備の項目と同様ですが、具体的には散水および火災惑知の障害となるものがないこと等となります。

詳細についてはマンションごとにご確認くださいますようお願いします。

 

その他の設備

このほか、駐車場等には泡消火設備や粉末消火設備、ガス系消火設備等も設置されますが、いずれも専門の知識を持った有資格者に点検させるようにしてください。

 

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