お知らせ マンションみらい設計 法律・標準管理規約

区分所有法⑦-第7節 罰則

第7節 罰則

罰則の種類とその運用

(1)20万円以下の過料(71条)

次に該当する場合には、その行為をした管理者・理事・規約を保管する者・議長・清算人は、過料に処せられる。

* 監事は、過料対象者ではない。

①規約、議事録または書面決議による合意書面(団地において準用される場合を含む。以下同じ)もしくは電磁的記録の保管をしなかったとき(管理者・理事)

②正当な理由がないのに、①の書類または電磁的記録に記録されだ情報の内容を一定方法により表示したものの閲覧を拒んだとき(管理者・理事・規約を保管する者) 

③議事録を作成せず、または議事録に記載・記録すべき事項を記載・記録せず、もしくは虚偽の記載・記録をしたとき(議長)

④事務の報告をせず、または虚偽の報告をしたとき(管理者・理事)

⑤管理組合法人についての政令で定める登記を怠ったとき(理事・清算人)

⑥ 管理組合法人に関する財産目録を作成せず、または財産目録に不正の記載・記録をしたとき(理事)

⑦理事・監事が欠けた場合または規約で定めたその員数が欠けた場合に、その選任手続を怠ったとき(理事)

⑧管理組合法人において、債権申出または破産手続開始の申立ての公告を怠り、または不正の公告をしたとき(清算人)

⑨管理組合法人において、破産手続開始の申立てを怠ったとき(清算人)

⑩管理祖合法人において、裁判所が行う解散・清算の監督に必要な検査を妨げたとき(清算人)

※ 本人の義務違反により科されるものであり、管理組合・管理組合法人の財産から支出するものではない。

(2) 10万円以下の過料(72条)

管理組合法人でないものは、その名称中に管理組合法人という文字を用いてはならないが(48条2項)、この規定に違反した者は、過料に処せられる。

※ 過料対象者は、特定の地位にある者ではない。

コメント

①規約等の保管義務違反

・管理者等あリ → 違反した管理者等には、過料がある。

・管理者等なし → 33条1項本文のみを対象にしていることから、その者が規約等の保管義務に違反しても、過料はない。

※ 過料制裁ほどの行為ではないからである。

②規約等の関覧拒絶

・管理者等あリ →  規約等の保管、集会の議事録、45条4項書面・電磁的記録によリ記録された情報の内容を表示したものの関覧を拒絶すれば、過料がある。

・管理者等なし → その者が規約等を保管している以上、正当の理由なくその閲覧を拒絶すれば、過料がある。

※ 現実に規約等を保管しているのに、閲覧拒絶は許せないからである。

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