自主管理マンション支援業務
自主管理マンション支援業務
自主管理マンションは、マンションの管理スタイルにより自由なメニューでサポート
自主管理マンションの課題
「自主管理」の最大の問題点は、管理の安定性・継続性が確保されない
「自主管理」が上手く機能するためには、区分所有者の中に、建築や設備保守など管理に関連する専門知識を持った人がいたり、あるいは、区分所有者をまとめていくリーダー核の人物が必要です。
しかし、リーダー核の人物が将来にわたって存在する保証は全くありません。区分所有者の高齢化が進行している昨今では、リーダーシップを期待することは、厳しくなってきます。
管理組合の活動をリードしていく人がいなくなった時、これまで通りの自主管理を続けていけなくなる可能性が非常に大きな問題として掲げられます。
建物・設備の管理が不十分になる
管理組合をリードしてきた人がいなくなると、これまで当たり前に行われてきた法定点検・清掃、例えば、貯水槽の清掃・水質検査や消防設備・電気設備点検がいつの頃から実施されていない、外壁タイルに浮きがあり崩落の危険があるのに何ら改善措置がされない等、修繕工事が後手後手に回ってしまうと、入居者の生命・身体は危険にさらされるばかりでなく、近隣への迷惑や周辺通行人への器物の落下による大事故にもつながりかねません。
また、貯水槽清掃等は、法律で清掃が決められていますが、放置したことにより防虫網が腐食し水槽にネズミ・害虫等が侵入し死骸が浮いたりと衛生上の問題も発生いたします。
資産価値の低下
年々にマンションが経年劣化するのことは避けられません。
しかし、適切な維持管理、大規模修繕工事、陳腐化した設備のリニュアル・グレードアップをすることによって、可能な限り資産価値を保つことができます。
しかし、管理が上手くいっていないマンションの場合には、資産価値を保持するための適切な処置が講ぜられず、大きく資産価値が低下してしまいます。